キャロル・キングのライブに行ってきた。(その2)

昨日の続き。会場のオーチャードホールは初めて行ったんですが、イメージよりはでかいところだなと思いました。1階席のほぼ一番後ろの席で、2階席が上に張り出しているので、音はどうかなと思ったけど、全然問題なかったですね。まぁステージは芥子粒だけど、一緒に行った友人のオペラグラスで時々拡大して鑑賞してました。
感想をランダムに書き連ねると、
・とにかく若々しい!見た目もそうだけど、声質もキャロル・キング以外の何者でもない「あの声」が出てました。あと、昨日も書いたけどパワーがすごい! 地声自体がでかいというか。そんなんだから、もう鼓膜だけでなく頭全体が声と共振してビリビリ来る感じ。
・本人の他、ギターが2人(どちらも男)加わってました。本人は基本的にはピアノがメインだけど、途中でアコギ持って3人でカントリーっぽい曲とかロックっぽい曲とかやってました(「イーグルスみたい」と本人はのたまわってました(たぶん))。これがまたいい感じ。男の片方はすごくパワフルで上手いヴォーカルを披露し、それにキャロル・キングが負けず劣らずのパワーでハモったりするのもなかなかすばらしいものがありました。
・曲は当然ながら非常に多彩。Tapestryを中心としたSSW時代の作品はもちろん、ゴフィン・キング関係はピアノ弾き語りメドレーも含めてたっぷりやったし(って、あまり詳しく知らないですが。モンキーズに提供したという曲がなんかいかにも60年代半ばのフォークロックって感じで結構好き)、一方で、Love makes the worldとか最近の曲もやったし。作家としての長年の実績をひしひしと感じさせる曲群ではありました。
・ツアーの名前が”Welcome to my living room tour”で、ステージにソファが置いてあったりして、アットホームな雰囲気なのも良かったな。
終了後、パブでビール呑みながらしみじみ余韻に浸っておりました。


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