特段の用事もなくのんびり過ごした土曜日、せっかくなので自炊しなくては、と思いつつ、なんだかだらだら過ごしたせいか、面倒なものは作りたくない気分。
で、思いついたのがほうれん草と豚肉の水炊き。
昔々、母親がテレビだかラジオだかで、原節子がよく作っている料理とやらで紹介されたのを聞きつけて作るようになったのだとか。ミーハーな母親ですが、作るのが簡単なこともあってか、子供の頃からよく食卓に上りました。
というわけで、作ってみました。
レシピ(というほどのものではないけど)はこちらを参照。もやしを入れるというのが私としては少々新鮮ですが、いずれにしても超簡単な料理であることに変わりはありません。
材料はありふれたものばかりなので、すべて近所のスーパーで調達。
ただ、このスーパー、ちょっと変わったものも揃えているのでなかなか楽しいです。
「冬季限定 ちぢみ ほうれん草」とのこと。確かに普通のほうれん草とは形が違います。表面にちりちりした細かい凹凸のある幅広の丸っこい形の葉が、根っこから外側に広がるような形でついてるんですよね。味は普通のほうれん草とそんなに違うとは思わなかったけど。
大阪のローカル商品らしい「旭ポンズ」。「完全味つけ」「喰べてびっくり旭ポンズ」などのコピーがレトロな雰囲気を醸し出します。上側に何とも言えない書体で料理の名前が列挙してあるのも泥臭くて良いです。すだち、ゆこう、ゆずの天然果汁ベースに作ったというポン酢は、今は他からもいろいろ出てますが、子供の頃札幌地方で出回ってたポン酢はこんなに美味しいものではなかったように記憶してます(子供の頃はポン酢が嫌いだった)。