今年はいろいろひどいことや悲しいことがたくさんあった年で、そのことを思い出すと暗い気持ちになるけれど、こと私について言えば、ファーストアルバムを作ることができたということに関しては本当に良い年でした。
多くの方に支えられてこのような成果を挙げることができたことに対して心から感謝するとともに、来年もこの流れを持続・発展させていくことができればと願っています。
「コンプレックスがないというのは実は意味深いことなのだ。(中略)レコードを聴いて、自分も弾いてみようと思いギターを買って弾き出す。けれど、スターみたいに上手く弾けない。すると、こう言うのだ。『どうせ私にはできないや』と。『こりゃ面白い、音が出た!』とは言わないのだ。いつも完璧らしく見えるものと自分とを比べてコンプレックスを持ってしまう。次にくるのはあきらめだ。そしてすごすごと、もといた列に戻る。(中略)ギターがバーデン・パウエルみたいに弾けなくても1~2曲の伴奏くらいは誰にでもできるだろう。そのできたときの喜びだけが重要で、あとはどうでもいい。どんな凡人でも『私って天才かも』と思う瞬間があるだろう。犬がジャンプしてビスケットに噛みつく瞬間が。あとでぶざまにひっくり返ってもビスケットは腹の中。喜びはもうあなたの胸に刻まれたということ。」(サ・ヴァ、サ・ヴィアン―目をあけて夢みる者たち/ピエール・バルー)
長々と引用してしまったけど、今年はこの本に記された創造に対する快活で楽天的な姿勢にずいぶん励まされました。感謝しつつ来年もこの調子でいきたいと思います。よろしくお願いします。
今年も楽しいことしましょう!
この本、読んでみたいなぁ。
よろこびはいつも目の前にあるってことだよね。
忘れてしまいがちだけど。
私も今年はこれでいこう(笑)
>か猫さん
そうですね。去年はいろいろ暗いことも多かったけど、一方で楽しいこともたくさんあったと思うので、今年は楽しいことをもっともっと増やしていきたいなと思います。