月別アーカイブ: 2008年12月

フェジョアーダ(後編)

で、ラテン大和のレシピで作り始めたのですが、一つ困ったのが水とかの分量が載っていないこと(「適宜」とか書いてある)。
どういう料理か知っていればそれでも何とかなるのかもしれないけど、困ったことにフェジョアーダって、実物見たことないんですよね。ブラジル料理店とか行ったことないので。
そんなわけで、適当に作業を進めてみたのですが、どうも水の量が多かったようです。豆と肉の煮込みというとドロッとしたイメージがあるのだけど、出来上がったものはかなり汁気が多く、しかもソーセージ類を炒め煮したせいで表面に厚く油が膜を張ってる。
肉類から良い出汁が出ていることもあって塩こしょうで味を調えると相当美味しいのだけど、でもやっぱりちょっとイメージと違うなぁ・・・。

というわけで、表面の油を丹念にすくい取ってさらに煮込んでみたら、かなりイメージしたものに近づいてきました。ただ、最初のさらさらの状態で塩加減を決めてしまったので、煮詰めた分ちょっとしょっぱくなってしまいました。まぁ許容範囲内には収まっていると思いますが・・・。
次回作るときは、最初からドロッと感じになるよういろいろ工夫したいと思います。


フェジョアーダ(前編)

いやー。今日で仕事納め。12月は何だかずいぶん忙しくてブログの方も滞ってましたが、ようやくあれこれ書けそうな感じ。
で、フェジョアーダ。
もともと豆料理、特に海外の煮込み系豆料理には関心があって、ひよこ豆とかレンズ豆を使っていろいろ作ってきました。レストランに行っても、豆の煮込み料理があったらたいてい注文するくらい豆好きなんであります。
そんなこともあって、ブラジルにフェジョンとかいう黒いんげん豆を使った国民的煮込み料理があるらしいという話は耳にしていました。が、フェジョンというのをどこで手に入れたらよいかわからなかったので、自分で作ろうと思ったことはなかったんですよね。
それが、たまたま肉のハナマサを冷やかしていたら見つけたんですよ。
もう後先考えずに買ってしまいました。

他に、ひよこ豆とかレンズ豆とかも大きな袋で安く売っています。いやー知らなかった。
で、豆を買ったのはいいけど、レシピがわからない。というかそもそもどんな料理か知らない。
で、ネットをあれこれ漁ったら、「ラテン大和」というブラジル食材の通販を発見。
レシピもいろいろ紹介されてます。上記のブラジル国民料理はフェジョアーダというそうです。
材料を見たら、リングイッサとかシャルケとかカラブレーザ・デフマーダとか聞いたことのない食材が出てきて、一瞬うーむと思いましたが、食材の通販なんだから、当然それらの食材も売っているに違いないと思って調べたら、ありました。それも「フェジョアーダ手作りセット」という名で。
セットの中身はそれぞれ単品でも売っているのでチェックしてみましたが、
・リングイッサ・・・生ソーセージ
・シャルケ・・・乾燥塩漬け牛肉
・カラブレーザ・デフマーダ・・・薫製ソーセージ
・皮付きベーコン
ということのようです。
値段もずいぶんリーズナブルな気がします。ソーセージとか1キロ1000円ちょっとって安くないですか? 近所の肉屋でソーセージ見たら、だいたい100グラム200円以上するみたいなんだけど。まぁ、送料かかるんでまとめ買いしないと割高になっちゃうけど。
余談ですが、フェジョアーダの付け合わせの定番の中に、キャッサバ芋のフライというのがあるようです(今回は買わなかったけど)。なんか、キャッサバというと中学・高校の地理を思い出すんですよね。ジュートとかサイザル麻とかとともに熱帯地方で採れるらしい謎の産物として記憶してますが、まさか現実の食い物として目の前に現れる日が来るとは思わなんだ。
で、早速注文。

明日作るので、いまシャルケの塩抜き(一晩。水は3回くらい換える)と豆の漬水をやってます。続きはまた明日。
※ラテン大和のホームページに「リンクフリーではありません」と書いてあったので、リンクは外しました。ぐぐればすぐに見つかると思います。


yojikとwandaライブ@Cafe Muriwui

23日夜、祖師ヶ谷大蔵のCafe Muriwuiにyojikとwandaライブを見に行ってきました。
ここでのライブは9月以来2回目。
今回は冬ということで石油ストーブが入ってました。北海道生まれということで、「ストーブにあたる」という行為に好きという以上の愛着を感じているので、非常に嬉しかったですね。飲み物も生姜汁やホットバタードラムという体があったまる系にしてみました。もちろん美味い!ハンバーガーも(今回はチーズバーガーにしてみた)。
オフィシャルなスタッフと呼んで差し支えないであらうHOOPさん、前回合同イベントで個展を催してたか猫さんとお会いできて嬉しかったです。
肝心のライブの方ですが、ヨージクさんもMCでおっしゃってたように、どこか眠気を催す感じの曲と演奏だったように思います。決して悪い意味じゃなくて、なんというか暗い部屋でストーブにあたりながら火を見ているときの眠さのような心地よい感じなんですよね。
いつも思うことですが、yojikとwandaのライブって、そのときどきの季節感とか雰囲気に良い意味で影響されているように感じられるのが面白いです。リハでみっちり練り込んだものを忠実に再現、という感じの対極にあるというか。
曲は、初登場のスカボロ・フェアーが印象的でした。あと、ジュディ・シルいいですね。オリジナルでは「愛は大きな」。そうそう、大貫妙子の風の道(だっけ?)、すーーーっごく久々に聞いたような。「今では他人と呼ばれる二人に~♪」とかすごい歌詞だよなー。


動画に挑戦

なんだかここしばらく仕事がずいぶん忙しく(当社比)、プライベートでも年賀状製造などに追われる日が続きましたが、ようやく少し落ち着いてきたので、出来心で買ったWEBカメラで動画にチャレンジしてみました。ふーむ。なかなか面白いっすね。最初やってみたら、ちょっと画像と音がずれている。あれこれ調べて、ファイル形式を変換してみたら、ずれは解消したけど画質がきたない。まぁその方がかえって好都合か? つーか、音だけと違って部屋の片づき具合とか身だしなみ(笑)が気になるのがなんだか変。
しばらくあれこれいじって遊んでみます。


スタジヲ遊び。

昨日は渋谷の三浦ピアノスタジオというところでスタジヲ遊び三昧。あまり計画性もなく、2時間たっぷり弾いて唄って楽しみました。
今回は、先日買ったボイスレコーダーを使って録音してみました。ワンポイントステレオなので、レコーダーを置いてある場所の音質やバランスを整える必要があります。
今回使ったG1というスタジオは↓こんな構造です。

一番音の大きなもの~今回はピアノ~に合わせた必要最小限のPAということで、スピーカーからの音量を調整した上で、ピアノとスピーカーの間に置いた譜面台の台の部分を水平にしてレコーダーを載せてみました。高さは160センチくらいかな。宙づりに近い形を狙ってみました。唄の位置は最初①だったのですが、もうちょっと生音を入れることを意図して最終的に②に移動。
で、そんなふうにして録ってみたのが↓。
白い月
 nagiさん(vo)、サワラさん(p)
思ったよりは結構良い音で録れたような気がするのですが、どうでしょうか。
唄はバランス的にもう少し大きくしたい気もしたけど、スピーカーの音を大きくするとPAくさい音になりそうな気もするし。難しいところでしょうか。
というか、曲も歌もピアノもいいよなー。
おまけ