かの香織さんのライブに行ってきました。

9月9日(金)、原宿Blue Jay Wayで行われたかの香織さんのライブに行ってきました。4年ぶりのアルバム(セルフカバー主体)に合わせたライブで、ずいぶんインターバルが空いたな、という感じ。

★アルバムはセルフカバーということで、当然旧作とは違ったアレンジになっているようですが、今回のステージでのアレンジはそれともまた別だったようです(アルバムは買ったのだけどまだ聞いていないので未確認)。基本的にはボサノバっぽかったりジャズっぽかったり、大人っぽいテイストのアレンジが中心。
 とはいえ、そこはかのさんのバックバンド、いつもながら曲者(というと失礼か)が多くて、今回はギターがなんかすごかった。ピックはさんたプリペアードギター状態でなんかエスニックな音を出してみたり、エフェクターを駆使して(テープ逆回転ぽい音が気になったです)何とも言えない効果を出していたり。パーカッションやピアノもなんかいい味だしてました。アコベの人は割と堅実な感じだったかな。まぁ一人はそういう人がいないと。
★かのさん自身は、4年のインターバルにもかかわらず、なんか全然変わってないなぁという印象。でも、MCによれば、料理修行や酒造り修行にチャレンジしたり、生活のペースなどもずいぶん変わったとのことなので、今後の曲作りにどんな風に反映されるか楽しみです。
★Blue Jay Wayは初めて行ったのだけど、ステージに向かって3列の(だったかな)長い机が並んでいて、その両側に椅子が置いてあり、食事しながらステージを楽しむことが出来るようになっています。以前、Van Dyke Parksを見に行った六本木スイート・ベイジルもこんな感じだったような。
で、席はスタッフが案内してくれるのですが、案内されたのは中央列の一番前、ヴォーカル用マイクスタンドのブームの端がぶつかりそうになる(というか実際にぶつかった)ような席。予約番号は21番だったから比較的前の方かなとは思ってたけど、いいんすかこれって。
★会場から開演まで1時間くらいあるので、カウンターで注文した料理や飲み物を楽しみながら待ちます。実は受付で、「フード(1プレート) or ドリンクチャージ」として1,000円払うのですが、この「フード(1プレート)」というのをなぜか見逃してしまい、ひたすら飲み物ばかり注文してました。あとでこのプレートというのがかのさんの料理修行の成果を反映した特製のものであったことがMCで判明してガックリ。
・・・思えば、かのさんの音楽を聞くようになってからずいぶん経つし、最近始めた曲作りでもずいぶん影響されているように思います(weekend picnicはかのさんの「ずっとhappy birthday」と「エメラルド」からヒントをもらっていたり)。
最近は音楽ネタばかりだけど、一応料理や旅のブログやってる者として、「生活から生まれる(だったかな?表現がうろおぼえ)音楽」、今後とも楽しみです。
★かの香織オフィシャルサイトCC’s VOYAGE


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