マイクプリ自作への道 その7~感光基板づくり


今日はさっそく感光基板づくりに挑戦してみました。うまくいくかどうか不安でしたが、思っていたよりも遙かに綺麗に出来上がってちょっとびっくり。

最初に、パソコンで作成したパターンをOHPフィルムに印刷します。焼き付け時にパターン部分を光が通り抜けることのないよう、同じパターンを2枚用意し、ずれがないようぴったり重ね合わせて瞬間接着剤でとめます。
次に焼き付け。OHPフィルムを基板にのせて、ちびライト付属のクランプにはさみこみ、ちびライトを上からのせて点灯します。説明書によれば、感光基板は賞味期限が1年で、しかも作ってから時間がたつほど焼き付け時間を長くしなくてはならないとのこと。なんか食べ物みたいで面白いです。しかも、ちびライトにはダイヤル式のタイマーがついているのですが、タイマーが作動している間の音や、時間が来たときのチーンという音がトースターそっくりで、ますますもって食べ物っぽいんですよね。
焼き付けが終わったら現像。100円ショップで買ったタッパーに現像剤とぬるま湯を入れ、基板を入れて割り箸でゆすります。しばらくするとパターン部分が青く残り、それ以外の部分は青い感光剤が解けて銅が見えてきます。
ざっと水洗いしてかわかしたら、お次はエッチング。別のタッパーにエッチング液を入れ、基板を入れて割り箸でときどき揺すります。15分くらいでパターン部分以外の銅が溶けるので、基板を引き上げてよく水洗いします。
本日の作業はここまで。明日は、
・穴空け
・基板カット
・パターンの感光膜除去
をやります。


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