ジャズ弾き語りへの第一歩

・・・ブラジル人にチェット(ベイカー)のファンが多いのは驚くべきことである。(中略)筑波科学万博の際ショーに出演したナラ・レオンがラティーナ誌のインタビューで「あなたの好きな歌手は?」という質問に答えて謎を解く鍵のような発言をしている。「チェット・ベイカーを知ってる? 彼はトランペッターなんだけど歌ったレコードがあるのよ。それが演奏するみたいに歌っていて素敵なのね。あれが大好き。(「ボサ・ノーヴァ詩大全」坂本英矩、中央アート出版社)

チェット・ベイカーがボサノヴァに影響を与えたかどうかはともかく、チェット・ベイカー・シングスの歌は、どこか鼻歌に通じる軽やかさという点でボサノヴァの歌に相通じるものがあり(ボサノヴァと違ってナチュラルなビブラートがかかってますが)、私の大好きなアルバムです。

あんな風な歌で弾き語りをやってみたいなとずっと思っているのですが、ジャズのバッキングってどうやったらいいかわからないんですよね。
あれこれ探して見つけたのが、フィンガースタイルジャズギター ウォーキングベーステクニックという教本。親指でウォーキングベースを弾きながら1拍目の裏にコードを入れるような弾き方がいろいろ練習できます。たとえばこんな感じで練習してます。
・・・なんか先は長そうですが、気長に取り組むつもり。


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