ひとりレコード聴くクリスマスイブ。

なんだか仕事がばたばたとしていて、もうすぐ正月だとかがさっぱり実感できない今日この頃ですが、今日は割と早く帰れたので、最近中古レコード屋で買った盤なぞ聴きながらゆっくりしてます。

“The world of contemporary folk”というタイトルですが、英DECCA盤ということで、中身は英国フォークの面々。いかにも英国らしく、いろんな人がいろんなことやってて面白い。
なかでもdavy grahamの”both sides now”は、シンバルで幕を開ける中近東風(?)のイントロからして怪しく、途中からはアコギによるガレージバンドみたいな演奏。歌は勢い余ってかなり外してます。フィンガーピッキングの名手として名高いdavy grahamって、こういう面もあるんですよねー。一方でオープニングを飾るS&Gの”Flowers Never Bend With The Rainfall”は女性とのディエットが正統フォークっぽい折り目正しい演奏。
rab noakesは名前は知ってたけど音を聞くのは初めて。なんか声がCSNっぽい。演奏も60年代後半~70年代初頭のフォークロックという感じで、結構好みな音。他の作品も聴いてみたくなりました。
archie fisherとbarbara dicksonも初めて聴きました。イメージ通り風格ある正統派英国フォークという感じ。
julie felixは名前を聞くのも初めて。これはもろ米モダンフォーク。
bread, love & dreamsは以前から興味あったけど聴くのは初めて。かなりサイケっぽいイメージを持っていたのだけど、思ったよりは正統フォークっぽい音。

ちなみに、最近久々にレコード針を換えました。grace f-14用の一番標準的な針。いつもはちょっと変わった針を選んできたけど、たまにはオーソドックスなやつにしようと思って。暖かみのある柔らかい音で、夜にのんびり聴くのにピッタリ。


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