月別アーカイブ: 2006年4月

アナログプレーヤいじり その3(病気モード)


 ヤフオクでグレースのG-707というトーンアームをゲットしてしまいました。日本ではアームはユニバーサルじゃないと、というような風土があったような気がしますが、海外はどうも逆のようで、ネットで海外のサイト(例えばVinyl AsylumとかVinyl Engineとか)を漁るとG-707の評価が非常に高いのにびっくり。特にこれまた日本よりも遙かに海外での評価が高いらしいグレースのカートリッジF-9との組み合わせは何やら伝説の域に突入しているかのような・・・。
てなわけで、どんなもんかなーと思ってヤフオクで入札してみたら、なんだか当たってしまった、と。お値段は約1万円也。

 あと、今週頭に「フォノ・カートリッジ大全(アイエー出版)」という本を買いました。「内外のカートリッジの解説書として,国内外でも類を見ないもので,あらゆるタイプのカートリッジを精査し,構造をから音質まで,徹底的に解説しています」という説明どおりのすさまじい本。この本を読むと、なんだか「わしらはここまでやったぞ。で、お前は何やっとるん?」とどつかれているような気がして、アナログディスクなんかやっている場合じゃないなという気持ちになってきます。逆説的に。
 というわけで。泥沼の中でもうちょっと。


やっぱりアナログプレーヤいじり その2


20年ぶりにカートリッジを新調しました。なんか新鮮な気分。

大学生の頃にグレースG-840Fというトーンアームを買ったのですが、それ以来今に至るまで製造元である品川無線から定期的に案内が送られてきます。昔は新製品のモニター募集とかが多くて、20年前に買ったLEVEL II RCというカートリッジもモニターに応募してゲットした物です。1990年頃、世間が雪崩を打ってCDに移行した折に品川無線もアナログディスク関係のビジネスから撤退しましたが、今でも昔からのグレース製品愛用者を対象に交換針や世界各地の代理店から回収したパーツ類を提供してくれます。ありがたいことです。
今回ゲットしたのは、海外の放送局用に作られていたというF-14カートリッジ(コンシューマ用とは若干仕様が異なるようです)。針の種類を選べるので、ずいぶん迷いましたが、最近時折買っている中古レコード(大半は70年代初頭のSSW物)の大半は程度がいまいちなので、聞きやすさ優先のつもりで丸針のものを選択。
先ほどプレーヤーに取り付けてその手のレコードを2枚ほど聴いてみましたが、確かに盤質に起因する音の荒れが和らげられている感じで耳当たりが良いです。かといって、高音がなまっているというわけでもなく、十分ハイファイ(死語)な感じの音質。どうやら狙いは当たったようで、なんかレコードを聴くのが楽しくなってきました。
黒いボディに赤いクランプの取り合わせもいとをかし。
P.S.その後さらに聞き続けていますが、いわゆるエージングのせいか、音の感じが変わってきているような気がします。まず、高音がずいぶん出てくるようになりました。といっても決して出過ぎるわけではなく、その質も非常にさらりとした感じで、金属系の打楽器とかも十分にリアルに聞こえます。丸針ってちゃんと聞いたことなかったのだけど、なんかイメージがずいぶん変わったような。


パワーアンプ自作への道その6

パワーアンプ自作、最近いまいち進捗がはかばかしくありませんが、完全にほったらかしているというわけではありません。

【最近考えていること】
・最初、リレー基板はケースの中に入れるつもりだったので、リレーは背の低いものを使わなくては・・・と思っていましたが、現時点ではケース上面に置くことになったので、そのような制約はなくなりました。となると、ポピュラーで製作事例も豊富なオムロンのMYリレーが使えることになります。・・・って、要するに基板パターンをどこかからそっくり借用できて楽だという話なんですが。
・電圧増幅基板とドライバ基板は、当初分けるつもりでしたが、現時点では1枚にまとめてケースの中に入れようかと思ってます。そうすると、ケース上面は結構余裕が出来るので、もうちょっと厚みのあるヒートシンクも使えるかな~と(1枚のヒートシンクにパワートランジスタ4個となると、できるだけ熱抵抗は小さくしたい)。


ポートワイン

基本的に酒は強くない(というか弱い)のだけど、ほぼ毎日寝る前にちょっぴりだけ呑んでます。

最近よく呑んでるのはシェリーとかポートワインとか、いわゆる「甘味果実酒」というやつ。何ヶ月か前に行ったフランス料理屋で呑んだ食前酒のシェリーが美味しかったので、近所の酒屋で買うようになりました。
今呑んでるのはポートワイン。ポートワインと言えば赤玉が日本のトラディショナルなワイン(?)でしょうが、どんな味かよく知らないんですよね。呑んだことは絶対あるはずなんだけど。てなわけで手元にあるのはSandemanとかいうやつ。20度と焼酎並みの度数のあまーいお酒。