北陸旅行(2日目〜その2)

というわけで2日目からは各種イベント。

「おいしいたのしい暮らしの道具」展(→パーマリンクではないので、そのうち内容は変わってしまうと思います)
 地元で手仕事作品の企画開発やフェア開催を行っているノビル舎の企画展。友人のアトリエか猫さんが参加するというので行って見ました。会場は高岡市のアートワークスタディオ・ANというところ。地図で見てもどういう土地柄なのかイメージが湧かなかったのだけど、行ってみたら住宅と田んぼとが入り交じった、のんびりとした感じのところでした。建物はリンク先の写真を見ていただければと思いますが非常にユニーク、いろいろ賞ももらっているらしい。
 か猫さんの作品はいろいろな場所で見ていますが、その時々で見え方が全く変わるのが面白いです。例えばエキュート品川では明るく鮮やかな照明の中、か猫作品のカラフルで楽しい感じがとても印象的だったのだけど、今回は他の参加者が陶芸、木工、竹、鉄瓶という色彩的には渋い和風な世界で、エキュート品川とはある意味全く逆なんですが、それでもか猫さんの作品は浮くことなくしっくりと調和するんですよね(たとえばこれとか)。
 なお、昼食は会場に併設された蕎麦屋「蕎文」でいただきましたが、むちゃくちゃ美味い蕎麦だった!その後、スタッフの方々と一緒にハーブディーとお菓子までいただいてしまった・・・。ありがとうございます&ごちそうさまでした。

氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館
 氷見(ひみ)というのは高岡から氷見線という鉄道で30分くらい行ったところにある港町です。10年前に初めて氷見に来た時、駅でレンタサイクルを借りて港の方にフラフラ行ってみたら、なにやら立派な施設が目につきました。それがフィッシャーマンズワーフだったんですが、建物の前で魚貝類を炭火で焼いているのを見て(匂いを嗅いで)たまらなくなり、ついついビールと一緒にいただいてしまいました(たしか注文したのはサザエだったと思う)。そのあと建物の中でズワイガニを買って、そのまま大阪の友人宅になだれ込んで宴会をしたのでした。
 という思い出があったので今回も立ち寄ってみようと思って事前にウェブをチェックしたら、なんと9月23日で閉館だと!これは何が何でも行くしかないと思って、勇んで行ってみたんですが・・・。残念ながら私が行った時点で既に8割方閉まってました。新鮮な魚貝類はぜんぜん売っていなかったし、店頭で売っているのは炭火焼きではなく「イカのどんどん焼き」というお好み焼き的なやつだけ。戦果ゼロですごすご帰るのも情けないと思い、どんどん焼きを食べたけど、まぁサザエの炭焼きとは比べるべくもなく。いや別にまずいわけじゃないんだけど・・・。

・イカのどんどん焼き

 なお、10月にはフィッシャーマンズワーフに温泉を足したような観光施設「ひみ番屋街」というのができるらしい。うーむ。

・氷見キネマ(おまけ)
 駅前のビルの空き室を改装して作ったミニシアターだそうな。

■ライブ「海模様。」@nowhere
 梅原ヨシヒロさん企画のライブ。梅原さんが関東在住だった頃に2度ほどライブを見に行きましたが、その後故郷の富山にUターンして以来、初めて見るライブです。ナイロン弦とスチール弦のギターを持ち替え、さまざまなスタイルで自在に弾きこなし、というとテクニカルな感じがするけれども、全体として圧倒的に印象に残るのは柔らかくよく伸びる優しい声なんですよね。それにしても、ヨシヒロさんはもちろん、沖縄民謡を三線で弾き語るminiさんも、東京大阪から参戦のおなじみyojikとwandaも、どこか親密な感じの演奏だったような気がしたのは、たぶんnowhereという店(とお客さん)の雰囲気のせいではないかと。
 ちなみに、nowhereには高山本線の速星という駅から15分ほど歩いて行ったのだけど、地方ならではの暗い夜道で、本当に正しい道を歩いているのかすっごく不安でした。nowhereの近くのショッピングモールが目印にならかったらたどり着けなかったかも。


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