肺がん

どこからか「病院がなくなっても幸せに暮らせる! 夕張市のドクターが説く、”医療崩壊”のススメ」という記事のリンクが流れてきたので読んでみました。

いろいろ思うところがあって、たとえば、胃ろうで意識もなく10年間寝たきりとかはいやだな、とか。なので尊厳死宣言するつもり。といいつつ怠け者なのでまだやってないけど。

あと、肺がんでなくなったおばあさんの話が出てきます。
診療所で肺に陰が見えたので、札幌に行って検査したら肺がんだったと。で、そのまま夕張に帰ってきて治療しないまま亡くなったと。

私の父は非小細胞肺がんで亡くなっています。
時期はうろおぼえですが、確か1月頃に検診で肺に異常が見つかり入院。抗がん剤治療したものの、気管支の最初の分岐の部分まで腫瘍がせり上がっていて、これがふさがると窒息してしまうというので7月に手術。直後はよくなったものの、あっというまに転移やら何やらが進行し、8月上旬の夜に心臓がばったり止まる。

・・・で、もし自分が同じ立場だったらどうするか。
父の肺がんが見つかった時は既にⅢ期でした。
いろいろ見る限り、どの治療法も副作用やコストに見合うほどの効果があるようにも思えず。
なので、治療せず、疼痛だけコントロールすることになるかな。
ただ、肺がん自体が原因で死亡する場合の死に方って、たぶん窒息ですよね。
それも、死の直前だけじゃなくて、一定期間は呼吸が困難なんですよねきっと。
なんか苦しそうだなぁ。そのときは、入院して意識レベルを下げて乗り切るのかな(乗り切るたって生還するわけじゃないけど)。

でも、夕張のおばあさんの話を見ると、どうもそんな感じには見えないんですよね。亡くなる前の日にまんじゅう食ってたそうだし。
どういう状態だったんだろう。

いずれにせよ、

あともうひとつ。終末期医療。残念ながら日本人の死亡率は100%。日本人だけじゃないですけどね。いずれ医療が解決できない問題がやってきます。その時に、しっかりと終末期のイメージを持っているか、持っていないか。家族と話し合っているか、話し合っていないか。地域の人たちとそういう話をしているか、していないか。

は大事なことだと思います。


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