女子スキージャンプワールドカップ札幌大会を見に行ってきた。

去年、久しぶりに中国四国地方に行ってきましたが、今度はこれまた久しぶりのスキージャンプ観戦です。
久しぶりって、前回ジャンプを見に行ったのはいつだっけ?と思って検索したら、何と本ブログを開設した2004年だった・・・(記事はこちら)。
10年以上前かよ!久しぶりにも程があるよ!
長野オリンピックが開催された1998年から2000年代の前半くらいまではよく見に行っていたんですけどね。その後はジャンプ観戦ばかりでなく旅行全般の頻度ががっくり落ちてしまいました。
もっともその間、何度かジャンプを見に行こうとはしたようなのだけど(ブログにも記録が残っている)、いろいろ都合がつかなくて行けないままずるずると時間が過ぎていったという感じです。

ソチ五輪の直前に刊行された女子ジャンプに関する本「フライングガールズ」を読むと、私がジャンプをよく見に行っていた2000年前後は、女子のスキージャンプは黎明期で、国際大会がスタートしたりロイズにスキー部が創設されたりするなど、少しずつ環境が整いつつあった時期だったことがわかります。。
印象に残っているのは、最初に見に行った女子ジャンプの試合では金井理恵子が圧倒的に強かったこと(敬称略)。
あと、夏に白馬で行われたコンバインド(ジャンプと山道(冬はスキーのクロスカントリーのコースだったかな?)のランニングの合計の成績で争う)で山田いずみがぶっちぎりで強かったこと。特にクロスカントリーが終わった後、ほとんどの選手が死にそうな感じでぜいぜいいいながらへたばっていたのに山田いずみはぴんぴんしていたこと。なんかジャンパーとしてというよりアスリートとしてすごいなと思いました。

そこから十年以上経っているので、顔ぶれもほぼ全く入れ替わり、生でジャンプを見るのは初めての人ばかりになりました。
あと、10年前はまだ日本で国際大会はなかったんじゃなかったかな。だから、超ベテランのイラシュコ=シュトルツも生で見るのは今回が初めて。

実は、冬に宮の森に行くのも初めてでした。夏は一度だけ行ったことあるけど。ビールを飲みながらバイスフロクとかを見ていたような(すっごく昔の話だなー)。
観光施設として整備されている大倉山に比べると、施設面で見劣りするのは否めないけど、スタッフの皆さんが運営に熱心に取り組んでいることが伝わってきて気持ちよく観戦を楽しむことができました。
まあしかし、何よりも生で見るジャンプ台のでかさは、たとえノーマルヒルといえどもやっぱりすごい。
いつもどおり、かなり上の方まで登って観戦しました。寄る年波には勝てず膝がガタガタになりましたが。
あと、宮の森って西向きなので、午前中だと日陰になるんですよね。使い捨てカイロをたくさん使って寒さ対策に万全を期しましたが、それでも結構寒かった。

結果は土日とも高梨沙羅の圧勝。特に土曜日は試技と本番2本全て、他の選手より2段ゲートを下げて最長不倒。ヒルサイズ近くでテレマークもばっちり決めて、ほとんど完璧としか言いようのないジャンプでした。やっぱりすげー。
伊藤有希はちょっと調子を落としてたっぽい。勢藤優花は土曜日の試技と1本目はK点越えで悟りを開いたか?と思ったけど、その後は伸び悩み。先日のラージヒルで悟りを開いたか?と思った岩渕香里は2日間とも全くコンスタントに80メートル台半ば。

海外の選手では、やはりイラシュコ=シュトルツの日曜日1本目がすごかった。99.5m飛んでテレマークばっちり決めてました。
あと、土曜日に2位になったスロベニアの選手は今後要注意という感じ。
そういえば土曜日に転倒したフォークトは日曜日欠場していたけど、大丈夫だったかな。

表彰式が終わった後、イラシュコ=シュトルツが観客の方に近寄ってきて、自分のジャンプの写真のポストカード(サイン入り)を配ってました。用意がいいなぁ。私も一つもらったのだけど、会場のどこかで落としてしまった。悔しい。
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なんだか書き出したらきりがないな。今回はこのくらいで。
そうそう、今週末は蔵王大会。こちらはテレビで観戦しよう。


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