(以下の文章には尾籠な内容が含まれています。ご注意下さい。)
今年も人間ドックの季節がやってきました。いや、別に年1回やればいつやらなければならないというわけではないんですが、私はだいたいこのくらいの季節にやっているということで。
で、いつも憂鬱なのが検便です。
採便シートというトイレットペーパーよりはしっかりしているが一応水には溶けるのでそのまま流せる特殊な紙を便器の中に敷いて排便し、便の表面をプラスチック製の爪楊枝のようなもので掻き取るというワークフローですが、この採便シートが2枚しか配布されません。採便は2回行わなくてはならないので、失敗は許されないということです。
お通じがコンスタントな人はいいと思うんですが、そうでない人の場合には朝起きて「今日はいけるんじゃないか」という不安混じりの希望的観測のもと、意を決して採便シートを便器にインストールしてトライするも、にっちもさっちもどうにもブルドッグという残念な事態が決して低くない確率で発生するわけです。日を改めて再挑戦するのはいいとしても、問題は採便シートです。さすがに一旦便器にセットしたものを引き上げて、必要に応じて乾かしちゃったりして再利用したりすると、自分の人生の大切な何かが終了するような気がするので、代わりにトイレットペーパーをたくさん敷き詰めるなどして挑戦するわけですが、トイレットペーパーというものは実に速やかに水が浸透してどろどろになってしまうので、その利活用は結構難しいものがあります。その他にも便器内の傾斜の問題などさまざまな論点がありますが割愛します。
一定年齢以上の人の多くは人間ドックや健康診断を受けることを考えると、以上のような悩みをお持ちの方はおそらく相当数にのぼると思われるので、採便シートを直ちに購入したいというニーズは決して小さくはないはずです。そこで、もしかしたら近所のドラッグストアで採便シートを売ってはいまいかと思って何件か回ったけど、どこも扱っていないとのこと。店員に採便シートの取り扱いを尋ねるのって結構恥ずかしいものであり、耐え難きを耐え忍び難きを忍んで尋ねているというのに。嗚呼。
というわけで、困ったときの神頼みというかアマゾン頼みで検索したら・・・。
あった!さすがアマゾン。ITを駆使して消費者のニーズを的確に把握し、かゆいところまで手が届くような品揃えを実現しておる。しかも対面販売の気恥ずかしさもない。これでは既存の小売業が衰退するのもやむを得ませんなー。商品名も「ナガセール」と基本に忠実です。
が。「通常2~3日以内に発送します」と書いてあるので今週金曜日の人間ドックには間に合わないじゃないか。でも、いま買っておけば来年以降の人間ドックでこのような朝の辛いお勤めをしないで済むだろうから、忘れないうちにポチッとしておこう。アマゾン万歳。
余りにもこっけいで、尾籠な話まんさいで、他人ごとではないと、思わず笑ってしまった。
私もつい先日、健康診断を受診したが、それに伴い大腸の検査と称する、いわゆる「検便」のためのワークフローを行った。幸いにも、日頃からの健康管理が行き届いているせいか?、すんなりとうんちは出たけれど、洋式トイレの中で、あの紙がトイレの中で水に溶けて沈んでいくのを見つつ、うんちを早く採らなければと焦ってしまったのを思い出した。
和式のトイレでは、採便シートが沈むということは、ほとんど心配がいらないのだけれど、洋式トイレは、やはりまずい。
うんちが出るにしても、出ないにしても、どちらにしても「採便シート」はたくさんあるに越したことはないようで、、、、、。
ところで、そんなもん欲しがる人がいるのか?というようなものまで、Amazonでは売っている。田舎(地震被害にあった熊本)に住んでいる住人にとっては、壊れた家財道具の部品なども、Amazonでしか探すことができないものも多く、直ぐに取り寄せができ、助かっているし、今後もお世話になることが多いと思う。
物を買うとき、リアルの店で物をしっかり確認し購入することと、バーチャルの店でカタログで他人の評価を気にしつつ購入することの両方の使い分けが、今後もますます増えてくると思うし、どちらかといえば、選択肢として後者の方が増えてきているを思う。
どうもご無沙汰しています。羊頭狗肉なタイトルで変なものを読ませてしまって申し訳ありません。笑っていただけたようで何よりですが。
地震大変でしたよね。連絡しなくてはと思いつつ、ついついのびのびになってしまいました。皆さんご無事だったでしょうか・・・。
確かに古い家電の部品とか、アマゾンだと簡単に手に入ったりしますよね。我が家も先日エアコンのリモコンが見当たらなくなって途方に暮れていましたが、ふと思い立ってアマゾンで検索したら、すぐに中古が手に入りました。ましては震災での暮らしの復興みたいなレベルで役に立つとなると、これは強いですよね。