「美しい水の都」というイメージを松江に対して抱いたきっかけは、たぶん子供の頃に読んだ小泉八雲の本だったと思います。
「たぶん」というのは、どういうタイトルの文章にどういうことが書かれていたか、全く思い出せないからなんですが。
最近では、「ぼくは散歩と雑学が好きだった。 小西康陽のコラム1993-2008」という本に収められたエッセイで、松江の美しさが語られていて、ほぉと思ったり。
で、今回初めて松江をゆっくり回ってみたのだけど、確かに「美しい水の都」でした。
それを満喫できるのは、堀川遊覧船です。
松江城の堀を小舟に揺られてゆっくり巡るわけですが、歴史を感じさせる水辺の町並みの日常的なたたずまいが実にのどかです。
いや、それ以前にぼーっとしながら水の上を舟に揺られていくこと自体がのどかなんですよね。
天気にも恵まれたし、最高でした。
■横道というか横堀。この向こうはどうなっているんでしょうか。遊覧船が行かない堀もいっぱいありそう。
■低い橋の下を通過するときには屋根が下がります。客も体を低くしなくてはなりませんが、体の柔軟性が著しく低下していることを痛感させられます。ストレッチやらんと・・・。
■ありふれた町並み。家のベランダから堀が見える生活ってどんなんだろうと想像してみたり。
やっぱりお天気だと旅は全然ちがうものになるよなーあ。あーうらやましい(笑)
今後もあちらに行く機会はありそうに見受けられるので、そのうち天気に恵まれる日が来るよきっと。
松江はとても美しい町だったので、私もまた行きたい。