北海道自家用車旅行その14〜霧多布から余市へ北海道大横断

ペンション・ポーチ@霧多布での3日間の滞在もあっという間に終わり、次は余市へ向かいます。
距離は500㎞くらい。ひたすら一日中走ることになります。
まあ、今回わざわざフェリーで車を持ってきたのは、北海道を自分の車で思い切り走るため。
そういう意味では、本来の目的にかなっているとも言えます。

出発の朝、宿の部屋から外を眺めます。

行きも帰りも琵琶瀬展望台から霧多布にご挨拶。次はいつ来れるかな。。。

ひたすら一日中走るとは言っても、同じ道をただ戻るのは嫌なので、屈斜路湖のほとりにある三香温泉に立ち寄ります。
結構な遠回りになりますが。。。

三香温泉もすごく久しぶりだけど、相変わらずののんびりしたたたずまい。コロナ対策のため休憩室でまったりできないのは残念でしたが、仕方ありません。

三香温泉を出発したらそろそろ昼が近かったので、弟子屈で昼食。
なぜか何度も入ったことのある、そば処福住という店。普通に美味しいです。
実は最初、間違えて隣の店に入ったら、なんだか様子がおかしいので、変だなと思って周りを見回してようやく店が違うことを理解し、慌てて店を出たのだけど、あとで調べたらあれは弟子屈ラーメンという有名な店だったようで。。。
そのまま食べてくればよかったな。

食事も済んだら、いよいよ余市に向かってまっしぐら。写真も全く撮っていません。
弟子屈からは国道241号線、いわゆる「阿寒横断道路」を西進。最初はだだっぴろい平原を走る果てしなく真っ直ぐな道ですが、やがて山が迫ってきてつづら折れの峠道に。降ってきた雨は雪に変わり、げげっと思ったものの路面は積もったり凍ったりということもなく、まずまず普通に走れて安堵。

悪天候のため阿寒湖もオンネトーも通過し、足寄に到着。道の駅「あしょろ銀河ホール21」で一休み。立派な建物で(松山千春コーナーとかもあった。。。)車もいっぱい停まっていて、たくさんの人でにぎわってました。

足寄を出発したらすぐに道東自動車道に入ります。しばらく行くと釧路の方からの道と合流する本別ジャンクションに。本別には親戚が住んでおり、子供の頃に何度か遊びに行ったことがあります。そういえば最近全集が出た左川ちかも幼少時に家族と離れて本別の親族のところで過ごしていたとか。利別川沿いののどかな農村地帯ですが、雨降りでどんよりしていました。

あとは十勝平野を横切り、日高山脈を越えて、石狩平野へ。・・・と書くと、あまりにも端折りすぎのような気がしますが、道東自動車道だとほんと速いんですよね。日勝峠をえっちらおっちら越えていた頃のことを思うと隔世の感があります。

さらに千歳恵庭ジャンクションから道央自動車道に入り、札幌、小樽を抜けて、初めて走る後志自動車道へ。しばらく走ったらもう余市です。

真っ黒な雲の向こうの晴れ間から夕方の明るい陽光が強烈に射し込んで、なんだかすごい光景でした。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*