鈴木さえ子・TOMISIRO「輪廻のラグランジェ オリジナルサウンドトラック」

鈴木さえ子が「輪廻のラグランジェ」というアニメの音楽を手がけているとの情報が最近ツイッターに流れてきたので、アマゾンを見に行ったら、なんともうオリジナルサウンドトラックがCDで発売されているではないですか! もちろん速攻でポチッとしました。

2004年にケロロ軍曹のサウンドトラックが出た時のことは、開業間もないブログで書いたのでそちらを見ていただければと思いますが、サントラと銘打ってはいるものの音は鈴木さえ子の音楽そのもので、待望久しい新作ソロアルバムとして感動しつつ聞いたものです。まぁ前作も映画「ノーライフキング」のサントラだったわけだし(そして音楽だけ聴いても素晴らしい作品だったわけだし)。
が、その後は翌2005年に第2弾が出たあとはまた音沙汰がなくなってしまいました。

ということで、次はどうなのかなぁとぼんやり思っていたところにようやく届いた新作が「輪廻のラグランジェ オリジナルサウンドトラック」というわけです。

「輪廻のラグランジェ」というアニメのことは全然知らなかったんですが、公式サイト
を見ると、千葉県鴨川市を舞台に高校ジャージ部の女の子を主人公とするロボットアニメとのこと。という説明を見ても???だったので、先週末に第二シーズンの初回があるということで見てみましたが、やはり???でありました。ケロロみたいに毎回完結するアニメと違って、しばらくずっと見ていないと全体の構図もストーリーもわからないということなのかもしれません。

ただ、鴨川市とか高校とかいうローカルな日常と、宇宙レベルでのロボットでの闘いというやたらとスケールの大きな話が交錯しているという構図を反映して、サウンドトラックものどかな日常っぽいものからスペイシーでファンタジックなものまで振れ幅が非常に大きいです。考えてみれば、ケロロも日常と宇宙人の侵略をミックスした作品だったので、そういう意味では共通点があるのかもしれません(本当か)。

いずれにしても、少なくとも音楽はアニメと切り離して単独で聞いても十分に楽しめる、鈴木さえ子ファンの期待に応える素晴らしい作品であることは確かです。


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