12弦ギターというと、みなさんはどういう音楽を連想しますか?
私は最初に好きになったポピュラー音楽がビートルズだったので、自然とその流れで12弦ギターのことを知り興味を持ちました。
ビートルズで一番有名な12弦エレキギターの演奏というと、A hard day’s nightのイントロのジャーン!というかビーン!でしょうか。あれは無茶苦茶インパクトのある音だったんだろうなと思います。私自身が印象に残っているのは、You can’t do thatとかIf I needed someoneとかかな。このオクターブ違いの2つの音が聞こえる不思議な音色はいったい何なんだろうと思ってました。↓の動画でジョージ・ハリスンが弾いているのがリッケンバッカーの12弦エレキですね。
12弦アコギではYou’ve got to hide your love awayが一番フィーチャーされているとは思うけど、曲そのものがそんなに好きじゃないので、私としてはHelp!が代表曲かな。中間のところで12弦アコギがすごく目立つ箇所があっていい感じ(ずっと右チャネルから聞こえているけど)。
ビートルズの次に聞くようになったのがクイーンなんですが、12弦を使った曲というと、アコギは’39、エレキはLong Away。実はLong Awayでは今回私が買ったBurnsの12弦ギターが使われていると英語版のWikipediaにあります(日本語版では単に「12弦ギター」としか書かれていない)。ビートルズ好きのブライアン・メイは、本当はリッケンバッカーが弾きたかったのだけど、ネックが細すぎてうまく弾けなかったので、ナット幅が50ミリ近くあるBurnsのギターを使ったようです。Long Awayが収録されているA day at the racesは私が最初に聞いたクイーンのアルバムなんで思い入れが深いです。A面一曲目、二曲目がすごく濃いので、その後に続く三曲目のLong Awayのポップな曲調と、ブライアン・メイのちょっと頼りない歌と、12弦ギターの音を聞くとほっとするんですよね。
クイーンの次に聞いたのがイエス。And you and Iのギターが12弦だということはだいぶ後になってから知りました。言われてみれば確かにそうなんですが。ちなみに6弦で演奏するとこんな感じになります。12弦とは全然違う!
なんだか書き出したら止まらなくなったので、今回はこのくらいで。いつになったらギター買った話に到達するんだろう・・・。
BurnsのDouble Sixとは超絶渋いですね。
低音弦までユニゾンの奴とか面白いのがあるし、
新しい奴はハーフトーンが出るし
ちょっと興味のある12弦です。
>一庵さん
ご無沙汰しています。Burnsって調べるほど興味深いメーカーですね。低音弦までユニゾンの奴なんてあるんですか!
今回買ったやつはハーフトーンも出せるし、片方のトーンがスイッチになっていて全部のピックアップの組み合わせが出来るようになっていたりとか、面白いですね。