「エマと、蜜と、エマ蜜と」@元住吉Powers2

先日、新作「遠近(おちこち)に」を紹介したエマーソン北村のライブが近所であるというので、歩いて行ってきました。
歩いてライブを見に行くのって、1987年に埼玉に住んでいた頃に見に行ったスザンヌ・ヴェガ@浦和以来27年ぶりです。あまり意味の無い記録だけど。
元住吉Powers2、近所とはいえ行くのは初めてだったけど、ゆったりとしたスペースにのんびりくつろげる席で、なかなか快適。
ビールもブラジリアンソーセージもうまかった。

最初に登場したのが蜜という男女デュオ。男が唄とギター、女が唄。ポップで音楽性も幅広くMCというかお客さんとのコミュニケーションも楽しい芸達者な実力派。
次はエマーソン北村。オルガンとシンセとペダルのベースとリズムボックスを駆使しながら演奏するんですが、コンピュータベースの自動的な仕掛けに頼らない人力感というか生演奏感から、暖かみのある人間くささのようなものが感じられてとても魅力的。いい曲揃いだったけど、個人的には下北六月という曲が好きですね(本当はアルバムでその前の「十時の手帖」から通しで聞くのが良いのだけど)。
最後はエマ蜜ということで3人での演奏。和気藹々としていていい感じ。それにしてもヘイヘイブギにはちょっとびっくり。子供の頃、親が買ったとおぼしき笠置シヅ子のレコードがあって、東京ブギ、ヘイヘイブギ、買物ブギ、ジャングルブギの4曲入りだったんですが、よく聞いてましたねー。ヘイヘイブギは

昔から笑う門にはラッキーカムカム

という詞がなんだか脳天気で好きなんですよね。

というわけで、のんびりたっぷり楽しんできました。
歩いて帰れるライブは楽で良い。


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