秋の北海道旅行その4(きのこ狩り【前編】)

札幌に住んでいた子供の頃、父親に連れられて何度かきのこ狩りに行ったことがあります。
場所は、家から歩いて20分くらいのところに登山口がある藻岩山がメインでしたが、たまには野幌森林公園に遠征することがありました。
藻岩山では山道を登って沢を下ってくるときに、川の近くの湿った倒木にいっぱい生えていることが多かった。
種類が多いというよりは、食べられるきのこ(ナメコとかムキタケとか)がいっぱい穫れたという感じです。
一度だけタモギタケを見つけたことがありますが、あの山吹色の傘を見たときは嬉しかったな。。。
一方、野幌森林公園は起伏に富んだ平地で、林あり川ありのバラエティに富んだ環境のため、きのこの種類が多かったという印象でした。
そのほとんどは種類も特定できないわけですが。

今回、北海道旅行の季節に秋を選んだ大きな理由の一つが、●十年ぶりにきのこ狩りをやろう!ということでした。
藻岩山にするか野幌森林公園にするかについては野幌に即決。
理由は、押し寄せる高齢化のため体力低下が著しく、山登りや沢下りはどう考えてもきつそうだということ(でもよく考えたら父親は今の私と同じくらいの年の頃に藻岩山上り下りしてたんだよな。すげー)。
あと、最近藻岩山にはヒグマが出没するようになったこと。私が子供の頃には考えられないほど人里近くというか人里の中までヒグマが出入りするようになってしまいました。
実は、昨年にはとうとう野幌にまでヒグマが出現しています。野幌森林公園は街に囲まれていて、ヒグマのいるエリア(札幌南西部)からは相当な距離があり、交通量の多い道路を何本も渡らなくてはならないはずなんですが。
まあ、それだけに本当に一匹だけ迷い込んできただけのようで、昨年わなで捕獲されてからは野幌には出現していないようです。でもやっぱり心配なので、旅行直前までヒグマ出没情報のサイトを頻繁にチェックしてました。
さらに、ヒグマ撃退スプレーとか鈴とかをアマゾンで調達し、札幌のコンビニで受け取れるよう手配したりもしました。スプレーは航空機には持ち込むことができず、宅急便でも陸送になるので時間がかかります。

前置きがえらく長くなってしまいました。続きはまた明日以降。


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