北海道自家用車旅行その5〜えりも岬

北海道の観光地としては、日高地方はマイナーな存在です。
などと言い切ってしまうと日高地方に申し訳ないのだけど、北海道観光入込客数調査を見ると、2019年度(もっと新しいのもあるけど、コロナ禍前のデータが良いと思うので)の日高地方の入込客数は約180万人。全道で約1億4千万人なので、シェアは2%に満たないということになります。

全国的知名度のあるネタはいくつかあります。競走馬の産地。日高昆布。えりも岬。・・・まあでも、多くの人に日高に行ってみよう!と思わせるには少々物足りない、ということなのでしょう。
いや、実はそういうことだけでもなくて、単に他のメジャーな観光地回遊ルートから離れていて行きづらいという事実は無視できません。これは宗谷地方とかもそうです。利尻・礼文もサロベツ原野も素晴らしいところだけど、他の観光地回遊ルートから行くのは圧倒的に不便であり、入込客数も約200万人で日高といい勝負です。
もしも浦河の馬の牧場が札幌と小樽の間にあったら、えりも岬が函館の近くにあったら。。。などと考えるのも空しいことではありますが。でも、そうであるがゆえに観光ずれしてなくていいとも言えます。

が。えりも岬はとってもとっても観光地っぽいところです。
象徴的な存在がえりも岬観光センター。画像をぐぐっていただければわかりますが、とってもとっても観光地っぽいです。
別にdisってるわけぢゃありません。特に私みたいに人の気配のあまりないところばかり走りたがる傾向にあると、たまにはこういう賑わいも好ましく感じられたりするのです。
天気がいまいちな割には結構人はいっぱいいましたね。やはり観光地たるもの、こうでなくては。

岬を背に撮った写真。遠くに日高山脈が見えます。その右側の方がこの後に走る黄金道路。


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