Fred Kelly “Bumble Bee” サムピック

先月紹介したMark D. Hanson “The Art of Contemporary Travis Picking”という教本ですが、その後も細々と練習を続けています。今のところ取り組んでいるのが、“Sloop John B.”、“John Barleycorn”、“Will the Circle Be Unbroken”、“The Trees They Do Grow High”の4曲です。ギターもなかなかうまく弾けませんが、“John Barleycorn”とか歌詞が全然覚えられません。民謡ってやたらと歌詞が長いのが多いんですよね。

この教本には、Travis Pickingはサムピックを使って弾くことが多いと書いてあります。特に、手のひらの手首側の部分で低音弦を軽くミュートするような弾き方をする場合は、サムピックがあった方が弾きやすい事情もあるようです。と言いながら、この本の著者は低音弦はミュートせず手首を弦から浮かせて、サムピックなしで弾いているようですが。

私は低音弦はミュートしませんが、一方でクリアな音が出しやすいのでサムピックは使っています。で、私はギターはレフティ(左利き)なので、サムピックもレフティのものでなくてはなりません。例によってレフティギターの聖地である谷口楽器ではサムピックもレフティ用のものをちゃんと在庫していて本当にありがたいことなんですが、一方でTABスペシャル・サムピックが使いやすそうだなぁと思ってました。トラディショナルなサムピックってすごく分厚いので、ストロークとかをするのは大変だけど、TABのサムピックはしなりがあって引っかかりづらいとのこと。でもレフティ用はないんですよね。

あれこれ探して見つけたのが、Fred KellyというアメリカのピックメーカーのBumble Beeというサムピック。とにかく、サイズも厚みもバリエーションが豊富で(薄いやつは本当にぺなぺなです)左用もあっていうことなし。普通のフラットピックにベルトを取り付けたような構造で、指先からどのくらいピックの部分を出すかを調節できるのも良いです。
ただ、ストロークは普通のフラットピックと同じ感覚というわけにはいきませんでした。もう少し練習すれば慣れるのかもしれないけど。


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